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白馬さのさかの見どころ
雪解けと共に春を告げるフクジュソウ、清流に揺らぐ水中花バイカモ、姫川源流では訪れる人を可憐な花々が迎えてくれます。この姫川源流の涌き水は「日本の名水百選」にも指定されています。親海湿原は、標高750mにもかかわらず、亜高山帯から高山帯にかけて生息する低層・高層の湿原植物が大変豊富です。この姫川源流・親海湿原一帯は、長野県の自然環境保全地域に指定されています。
このほか、千国街道が栄えた時代の面影を残す「十王堂石仏群」、鬼伝説に由来する「鬼石」、聖観世音菩薩を祀る東徳寺など、白馬さのさかでは民間伝承による文化に触れることができます。また、佐野坂から青木湖西岸に通じる千国街道(塩の道)に建立された33体の観音像「佐野坂西国三十三番観音像」は、白馬村の村宝に指定されています。往時の道しるべともなったこれらを巡って、かつての旅人と同じ景色を眺めてみてはいかがでしょうか。
1998年長野オリンピック・パラリンピックの競技会場となったスノーハープ(白馬クロスカントリー競技場)は、一般の方々にもオールシーズン開放されています。ウィンターシーズンには、雄大な山々の眺めのもと、常設コースをクロスカントリースキーやスノーシューで楽しむことができます。ウィンターシーズンの魅力と言えば、さのさかスキー場です。緩急に富んだコースは、ファミリーにも上級者にもお楽しみいただけます。青木湖に向かって滑り降りるコースもあり、その景色は格別です。