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親海湿原の花図鑑

春の花(3月~5月)
夏の花(6月~8月)
秋の花(9月~11月)

春の花(3月~5月)

ネコノメソウ
ネコノメソウ
ユキノシタ科 ネコノメソウ属
花見ごろ:4月中旬~5月
世界に55種あるネコノメソウ属のうち14種は日本にあり、姫川源流自然探勝園にも何種かあります。ネコノメソウの名は、果実が熟すとふたつに割れ、その割れた形が猫の目に似ていることに由来します。
アズマイチゲ
アズマイチゲ
キンポウゲ科 イチリンソウ属
花見ごろ:4月~5月上旬
キクザキイチゲと同じ頃に咲き非常に良く似ています。見分け方の一つに葉の形があり、キクザキイチゲが細かく切れ込んだ葉に対し、アズマイチゲの葉は丸みを帯びています。
ミツガシワ(三槲)
ミツガシワ
ミツガシワ科 ミツガシワ属
花見ごろ:5月
多年草の水草で、水中から茎を立てて3枚の葉を広げるところが三ツ柏の紋に似ているところからこの名があります。1本の茎に多数の花が咲き、5枚の花弁には細かい毛が生え湿原に大群落を作ります。氷河期から生育していた植物で遺存種といわれ、親海湿原でも花期には湿原一面に咲き誇り、白い靄がかかったように見えるその景観は見事です。
ショウジョウバカマ
ショウジョウバカマ
ユリ科 ショウジョウバカマ属
花見ごろ:4月中旬~5月上旬
山野のやや湿ったところに生える多年草。雪解け後に葉の中心部から花房を伸ばし、10センチくらいで濃紫色から淡いピンクの花を咲かせます。花を猩猩(しょうじょう・能楽の猿)の赤い顔に見立て、葉の集まりをを袴に見立てたとか。
スミレ
スミレ
スミレ科 スミレ属
花見ごろ:4月下旬~5月
何種類かのスミレが 木蔭でひときわ目を引きます。この場所で咲くからの美しさでしょう。花が少ない林野の春を彩ります。
カタクリ(片栗)
カタクリ
ユリ科 カタクリ属
花見ごろ:4月下旬~5月上旬
山野に群生する多年草で、高さは10~20センチほどです。花はピンクや紫色をしていて下向きに咲き、陽が落ちたときや気温が低いときは閉じていますが、陽が出て気温が高くなると花弁が開いて独特の形になります。白馬山麓の斜面に多く見られるところから、白馬村の村花になっています。雪解けの遅い親海湿原では、姫川源流のカタクリが終わる頃咲き始めます。
エンレイソウ
エンレイソウ
ユリ科 エンレイソウ属
花見ごろ:4月下旬~5月
大きな3枚の葉が輪になってつき、その真ん中から茶色の地味な花をつけます。花びらに見えるのは萼(がく)。和名は延齢草で縁起が良い名ですが、毒草。
サギスゲ(鷺菅)
サギスゲ
カヤツリグサ科 ワタスゲ属
花見ごろ:5月下旬~6月
高層湿原に群生する多年草で、高さは20~50センチほどです。花は白くワタのようにフワフワしていますが、ワタスゲに比べて、花穂がつぶれた感じであまり開きません。名はその形を白鷺に見立てたところからきています。

夏の花(6月~8月)

チゴユリ(稚児百合)
チゴユリ
ユリ科 チゴユリ属
花見ごろ:5月中旬~下旬
小さくかわいいという表現で、祭り行列のお稚児さんのようだというのが和名のいわれ。草丈は20センチほどで、1~2個の花がうつむき加減に咲きます。
ズミ(酸実)
ズミ
キンポウゲ科
開花時期:5月中旬~6月上旬
コナシ(別名)という方がわかりやすいかもしれません。ズミは「染み」が転化したとの説もありますが、この皮が染料となることからきています。遊歩道脇で、蕾は綺麗なピンク色・開花すると淡いピンク色の花が目に留まります。
サワオグルマ(沢小車)
サワオグルマ
キク科 キオン属
花見ごろ:5月中旬~6月上旬
陽当たりの良い湿原や川辺に咲く多年草で、茎の先の方に黄色い花がまとまって咲きます。オグルマに似ていて、沢のような湿ったところに生えることからこの名があります。高さは1メートル近くにもなり、花期は湿原一面が黄色いじゅうたんのようになります。
サギスゲ(鷺菅)
サギスゲ
カヤツリグサ科 ワタスゲ属
花見ごろ:5月下旬~6月
高層湿原に群生する多年草で、高さは20~50センチほどです。花は白くワタのようにフワフワしていますが、ワタスゲに比べて、花穂がつぶれた感じであまり開きません。名はその形を白鷺に見立てたところからきています。時期が来ると、ミツガシワの花が残っているかと思うほど白く群生しています。
レンゲツツジ
レンゲツツジ
ツツジ科 ツツジ属
花見ごろ:6月上旬
ツツジの中では花が大きく、高原などに群生。長野県ではオニツツジとも呼ばれています。枝は車輪状に分枝し、花も輪状に並ぶところから蓮花(ハス)の花にたとえての和名とか。ツツジの由来は「筒状花」の略との説もあります。春から原色の花がない湿原に色鮮やかなレンゲツツジは目を引きます。
ヤナギトラノオ(柳虎尾)
ヤナギトラノオ
サクラソウ科 オカトラノオ属
花見ごろ:6月上旬~6月下旬
高冷地の湿原でまれに見る多年草で、高さは30~50センチほど。葉が柳の葉のように細く、花はトラの尾のようだという事から「柳虎尾」となりました。長野県下ではまれで、北海道や北半球の寒冷地に広く分布。カキツバタなどの花に目がいってしまいますが、なかなか味わい深い花だと思います。
カキツバタ(杜若)
カキツバタ
アヤメ科 アヤメ属
花見ごろ:6月上旬~中旬
親海湿原の代表的な梅雨の花。湿原などに生える多年草で、紫色の花が咲きます。花の語源はいくつかありますが、花の汁を染色に使ったことからきた「書き付け花」が転じたものというのが有力。白い筋が特徴です。
クサレダマ(草蓮玉)
クサレダマ
サクラソウ科 オカトラノオ属
花見ごろ:7月
山地の湿地に生える多年草で、マメ科の低木レダマに似た草の意。別名の硫黄草は花の色に由来します。親海湿原の代表花・カキツバタからコオニユリへの中継ぎ的存在でもあります。
コバギボウシ
コバギボウシ
ユリ科 ギボウシ属
花見ごろ:7月~8月
山地の湿地に生える多年草で、葉の小さいギボウシ。紫色が濃く群生している時期には紫の帯のように見えます。 
ドクゼリ
ドクゼリ
セリ科 ドクゼリ屬
花見ごろ:7月中旬~8月中旬
花の塊が球状につき草丈も長く、湿原の風にやさしく揺れて咲きますが、食用のセリと違い全草に猛毒があるので注意が必要です。
コオニユリ(小鬼百合)
コオニユリ
ユリ科 ユリ属
花見ごろ:7月中旬~8月中旬
夏の太陽に負けないくらい鮮やかなオレンジの花が親海湿原の夏を彩ります。名は小さな鬼百合という意味で、スゲユリ(萓百合)とも呼ばれ花弁には黒い斑紋があります。
アカバナ
アカバナ
アカバナ科 アカバナ屬
花見ごろ:8月
山野の水湿地に生える多年草で、花の付け根部分にとても特徴があります。秋になると長い部分から綿毛が出てきます。
ミソハギ
ミソハギ
ミソハギ科 ミソハギ屬
花見ごろ:7月中旬~8月
白馬のお盆は旧暦、ちょうどその時期にも咲いていますので盆花とも呼ばれキキョウなどと供える事もあります。
イタチササゲ
イタチササゲ
マメ科 レンリソウ属
花見ごろ:7月中旬~8月中旬
咲いてすぐの花はクリーム色ですが、しばらくたつと黄褐色(イタチの毛の色)に変わってきます。
オオバセンキュウ
オオバセンキュウ
セリ科 シシウド屬
花見ごろ:8月中旬~9月中旬
モロコシの皮のような葉柄がついています。親海湿原の中でも丈が長く花期も長いです。中部地方以北に見られます。
サワギキョウ(沢桔梗)
サワギキョウ
キキョウ科 ミゾカクシ属
花見ごろ:7月下旬~9月上旬
山間の湿地に生える多年草で、茎は枝分かれせずに直立して、90センチほどの高さになります。花の色があざやかな紫色で、沢に多く生育するところからこの名があります。キキョウ科の多くは、釣鐘、杯型の花をつけますが、この花は上が2裂、下が3裂の唇形をしています。
アギナシ
アギナシ
オモダカ科 オモダカ属
花見ごろ:8月
浅い湿地に生える多年草で、葉が矢じりのような形をし、秋になると葉腋に小さい球をつけます。葉がオモダカよりやや細く和名はアゴナシからきたと言われます。
ヒメシロネ
ヒメシロネ
シソ科 シロネ属
花見ごろ:7月下旬~8月
湿地を好み、先のとがった葉の付け根に白い小さな花をつけます。花が多いこの時期の親海湿原では見落とされがちです。
アケボノソウ
アケボノソウ
リンドウ科 センブリ属
花見ごろ:8月下旬~9月上旬
花びらの先に多数ある濃緑色の斑点模様を、夜明けの星空にたとえて「曙草」と名付けられました。
ノコンギク(野紺菊)
ノコンギク
キク科 シオン属
花見ごろ:8月中旬~9月
陽当たりの良い山野に多く見られる多年草です。花の色は淡青紫が一般的ですが、濃青紫や白っぽいものもあります。源流と湿原を結ぶ遊歩道周辺に葉や花の形の異なる変種がたくさん存在します。

秋の花(9月~11月)

サワギキョウ(沢桔梗)
サワギキョウ
キキョウ科 ミゾカクシ属
花見ごろ:7月下旬~9月上旬
山間の湿地に生える多年草で、茎は枝分かれせずに直立して、90センチほどの高さになります。花の色があざやかな紫色で、沢に多く生育するところからこの名があります。キキョウ科の多くは、釣鐘、杯型の花をつけますが、この花は上が2裂、下が3裂の唇形をしています。
イシミカワ
イシミカワ
タデ科 イヌタデ属
花見ごろ:9月~10月
葉は三角形で茎や葉柄に鋭いトゲがあります。ママコノシリヌグイ(下に掲載)に似ていますが、やがて青紫のきれいな実がつくことから区別できます。
ママコノシリヌグイ
ママコノシリヌグイ
タデ科 イヌタデ属
花見ごろ:8月~9月
茎が赤く下向きに棘があります。なんともすごい名前がつけられていますが、花は金平糖のような花で、ミゾソバにも似ています。
ミゾソバ
ミゾソバ
タデ科 イヌタデ属
花見ごろ:9月~10月
水辺・湿地・溝などに群生する1年草。茎は地面を這い、花はソバの花に似ています。ママコノシリヌグイやアキノウナギツカミなどとも間違いやすい。
アキノウナギツカミ
アキノウナギツカミ
タデ科 イヌタデ属
花見ごろ:9月~10月
葉に下向きのトゲがあるので、この葉でウナギもつかめるというところから来ているようですが、実際にはもっとつかみやすい葉があるように感じられます。湿原の入り口付近に群生。
オオバセンキュウ
オオバセンキュウ
セリ科 シシウド屬
花見ごろ:8月中旬~9月中旬
モロコシの皮のような葉柄がついています。親海湿原の中でも丈が長く花期も長いです。中部地方以北に見られます。
ミズオトギリ
ミズオトギリ
オトギリソウ科 ミズオトギリ属
花見ごろ:8月中旬~9月
湿地を好み、草丈は70センチほど。開花時間は短く、午後3時頃から咲き始め夕方にはしぼんでしまいます。茎と葉の紅葉も美しく、秋の湿原に無くてはならない花のひとつ。
アケボノソウ
アケボノソウ
リンドウ科 センブリ属
花見ごろ:8月下旬~9月上旬
花びらの先に多数ある濃緑色の斑点模様を、夜明けの星空にたとえて「曙草」と名付けられました。
ヌスビトハギ
ヌスビトハギ
マメ科 ヌスビトハギ属
花見ごろ:8月中旬~9月
遊歩道わきに生え、80センチほどに伸びた茎の先に小さな花をつけます。半月形の実が盗人の忍び足の跡に似ている事が和名の由来だそうです。
ノコンギク(野紺菊)
ノコンギク
キク科 シオン属
花見ごろ:8月中旬~9月
陽当たりの良い山野に多く見られる多年草です。花の色は淡青紫が一般的ですが、濃青紫や白っぽいものもあります。源流と湿原を結ぶ遊歩道周辺に葉や花の形の異なる変種がたくさん存在します。

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